昨日の事、人生で初めて、熱中症で倒れてしまった。
外での仕事を終えて事務所にてPC仕事をしていたら、なんだか頭が痛い。偏頭痛持ちなのでいつもの事かと思ったけど、いつもと違う。というか、体からあちこち変な痛みがする。顔と体が熱い。「暑い」じゃなくて「熱い」感じ。特に顔からは火が出そうなくらい熱い。それに空調が効いた室内にいるのに汗が止まらない。
そのうち急な吐き気と眩暈がしてきてフラフラする。なんだか分からないがこれはやばいと思いなんとかトイレまで行ったもののついに立てなくなってしまった。
そんな状況でトイレの個室に入ったら大腸がアップをはじめて突然うんこがしたくなり、吐き気と眩暈と戦いながらうんこもしたんだけどマジで地獄(パブロフのケツ)
しかしいつまでも収まらないのでスマホでなんとか先輩に助けを呼んだ。
飲み物と保冷剤を持ってきてもらい、飲み物は一気飲み、首の後ろを保冷剤で冷やす事10分くらい。なんとか立てるようになって吐き気と眩暈が収まったので冷房を強めにかけた応接室のソファーで横になって休んでいた。
熱中症は必ず屋外で起こるわけでもなく、熱がうまく逃がせなくなっているとこうやって時間差で発症するのは別に珍しい事でもないらしい。
で、体の痛みはなくなったが、唯一左腰の上辺りの背中側の痛みだけ消えない。吊ったあと痛みが残っているような感じ。これはあとあと分かったがこっちは尿管結石の痛みで、そんな事この時は考えても見なかったので「痛いな~」くらいで放置してた。
念のため近くの内科へ
ひとまず意識もハッキリして立てるようになったので仕事に戻ろうと思ったが、念のため病院行こうという事で、上司に連れられて近くの内科へ。
結果的にはこの先生がとても良い先生で、尿管結石をしっかり見抜いてくれた。
「症状的には熱中症の可能性は高いけど・・ここ(左腰の上辺りの背中側)が痛いんでしょ?ここの場合尿管結石の可能性があるんだよね、おしっこ出ない?というか最後にいつおしっこした?」
言われてみると最後にトイレに行ったのがいつか分からない。ただ少なくとも昼ご飯を食べた12時以降行ってないのは確実だった。午前中行ったかどうかは思い出せなかった。
夏で外仕事とは言えそれだと排尿が少なすぎるらしく、結局水分が足りなくなって熱中症になったのかなという結論に。
「でも尿管結石の検査したほうが良いね、そのうち激痛がいきなり来るかもよ。やっぱおしっこ出ない?」
と言われたものの、絞りだそうとしても全然でなかった。それで診察が一旦終わり、隣の薬局で薬をもらい、会社へ戻ろうとした瞬間に尿管結石の痛みが爆発。
あまりの痛みに悶絶しながら、診察時間は終了していたものの再度さっきの内科へ助けを求めたら開けてくれたので、そこでもう一回「とりあえずエコーの準備するからもう一回おしっこ絞り出してみて!」と言われて般若みたいな顔しながら死ぬ気で少しだけ絞り出したら、まっかっかの小便が出てぎょっとした。
で、結果的に尿路結石が見つかった。石がどこにあるかは泌尿器科でCTやレントゲンしないと分からないという事で、痛み止めの座薬と飲み薬をもらってなんとか会社へ戻った。
会社で人生初の座薬。もちろん自分でさしたけど、かなり屈辱的だったが痛すぎてそんな事言ってられないのでグッと押し込んだ。すぐに効いてきてなんとか痛みが治まったタイミングで帰宅。この時点で会社で倒れてから3時間経ってたんだけど、この3時間マジで拷問だった。
深夜あまりの痛みに飛び起きて人生初の救急車
げっそりして21時に帰宅。
尿路結石は痛みをやわらげつつとにかく水をたくさん飲んで排尿を促して結石を早く出すしかないという事で、たくさん水を飲みつつサッとシャワー浴びてすぐに寝たが、3時頃、あまりの激痛で飛び起きてしまった。さっき病院で感じた痛みと比にならないくらい、さらに痛かった。
嫁に座薬を持ってきてもらい、救急車を呼んでもらった。
人生で初めて救急車乗ったけど、びっくりするくらいすぐに来た。家の近くにそんな大きい消防署や病院はなかったはず。どうなってんだろう・・深夜とは言え、救急車ってあんなに早く来るのか。
深夜に救急搬送されても痛みを和らげる治療しか出来ないとの事で、座薬で痛みがおさまってきてるなら朝すぐに泌尿器科行く方がいいですと言われて、痛みは和らいできてたので搬送は辞退。
泌尿器科で再検査
って事で、朝早起きして9時から診察の病院に行くため準備してたんだけどまた痛みが出てきたのでタクシーで行く事に。
嫁は時間単位で有給が使えるので僕の検査が終わるまで有給、以降はリモート業務にしてくれたので付き添ってもらった。いい会社。
前に胃腸炎になった時に行った家の近くの病院が内科と泌尿器科だったのでそこへ。ここも先生が非常に丁寧で個人的に信頼している病院。
予約制ではなく早く来た人順なので8時45分についたんだけど、一番乗り。5分もすると後ろに爺さん婆さんが数名・・。結局8時55分に開錠した時には我々の他にロビーに10人くらいいた。こんな状態で診察のために何分も待つの絶対嫌だから早く来て良かった。
再度エコーとレントゲンして、症状的には尿管結石だけど石がハッキリとは写らなかったのでどこにあるかは分からなかった。
あと、左水腎症とか言うのも発症してるらしい。要は結石が尿管をふさいでいるので、普段流れる水が流れていかず、左の腎臓に水が溜まっているような状態。これは石が出ていけば勝手に治るらしい。
小さい石だとエコーやレントゲンとかに写らない事もあるらしく、僕は写らなかったので、多分小さい石で済んでいる模様。小さければ排尿で自然に出ていくそうなのでひとまず様子見。CTすれば確実に分かるけどその病院ではCTが出来ないので、とにかく排尿を促しつつ1か月後に水腎症の事も含めて再検査となった。
病院は紹介してもらったので、どこにあるか知りたければCT検査が出来る病院へ行くしかないが、とりあえず薬を色々もらって様子見する事にした。
昨日までは痛むときは背中側が痛かったんだけど、今朝からは痛む時はお腹側の下腹部が痛いから、多分石が移動してきてるはず。早く出てくれ・・。
痛いとは知ってたが本当に痛かった。
尿管結石と言えば「痛い」の代名詞かってくらい痛い事で有名な病気だから痛いのは知ってたし、身近にかかった人を見た事があってマジで痛そうだったの覚えてるけど正直自分が食らう事になるとは思ってなかった。
男にしか分からない例えになってしまうけど、金玉をずっと殴られてるような感じ。内側にすごい激痛が走る感じ。それがずっと続く。
しかもそれがいつ来るのかまったく分からない。痛いところに石が来たら痛いし、痛くない所に来てたら何もない。
予防は食生活の見直しと、日頃から水分を取りまくってたくさん排尿する事・・
この暑さで汗をかなりかくので、汗で水分が出ていくから全然小便が出なくて、それで石になってしまったのかな。
とにかくたくさん水分取るしかない。先輩は結局石が出たのは1か月後らしい。はやく日常を取り戻したい。怖すぎる。
もう若くない
僕は今年で32歳になるけど、もう年齢を考えないといけないのかもしれない。大学生みたいな食生活や暮らしをしてる場合ではない。
正直、今の時点では別に早く死にたいたいわけじゃないけど、別にそこまで長生きしたいとも思ってない。ただ病気の回数は減らしたい。辛いから。
今年に入ってから、結膜炎だの胃腸炎だのもやらかしていて、血圧も高めだし、色々健康の事を考えないといけない年齢なのかと、今回の件で反省した。
以上。