APEXをやめた。と言うか、PvPのゲームはしばらくやらない。

APEXをやめた。

この記事を見てAPEXが何か分からない人は少ないと思うが、APEXとはゲームだ。

FPS(ファーストパーソンシューティング)と呼ばれるジャンルのゲームで、要はこんな感じで1人称視点で敵と撃ち合いをするゲーム。

ちなみに左下の両津勘吉が僕だ。

 

僕はこれに大層ハマっていた。シーズン1からはじめて、途中やってなかったけどシーズン5くらいから再開してひたすらやっていた。途中、PS4からPCに環境を変えても続けた。キャラクターのスキンなんかが欲しくて、ハッキリ覚えてないけど合計で3、4万円くらいは課金したはず。

 

仕事から帰ってきたら毎日のようにやっていた。

 

だが、やめた。弱いくせに負けたらムカつくからだ。

何でゲームしてるんだっけ?

僕はテレビゲームが好きだ。小学生の頃からゲームが大好きな少年だった。小学生なんて皆ゲーム好きなんじゃないかと思うが、僕が子供の頃はそんなにゲームに興味を示さない子もいたのだ。中学生になっても高校生になっても大学生になっても、社会人になっても僕はゲームがやめられなかった。ちなみに今もやめられてない。別にやめたいと思った事はないけど。

中学生の頃からゲーセンに通ってたし、プレステ、wii、vita、DS、switch、XBOX、最新のハードは全部持ってたし、大学生の頃からはPCでもゲームをするようになった。

 

なんでかって、ただ興味があって、やってたら楽しいからだ。

 

RPGみたいに終わるキッカケがないようなものは本当に時間を忘れて1日中やっていられる。さすがに今はそこまで根詰めると疲れてしまうので出来なくなったけど、大学生の頃は友達とスカイプ(半分死語)繋いでぶっ続けで2日間モンハンしたりとか、そんな生活もしてた。

対戦ゲームは楽しいのかストレス溜めているのか分からない

ただ、PvP(プレイヤーバーサスプレイヤー)と言われる対戦ゲームに関しては別だった。相手がプレイヤー、つまり人間なわけで、これがまた楽しい。相手がプレイヤーな分決まった動きをしてこないからか、中毒性がある。

 

だが相手が人間だからか、とにかく負けると腹が立つ。

僕は別に常に闘志むき出しでなんでもかんでも負けず嫌いな性格なわけではないが、どうもゲームになるとアツくなってしまう。もう、圧倒的に腕の差があってコテンパンにやられると腹も立たないのだが普通に負けた時に無性にムカつくのだ。

もはや毎回何にムカついてるのかも分からない。今のこうしておけば勝てたのに!と自分にムカつく事もあれば、誰かとチームを組んで戦うゲームの時は正直動きがポンコツな味方にムカつく事もあるし、セコいプレイスタイルの敵にイラつく事もある。

 

かと言って、じゃあ頑張ってプレイヤースキルあげて強くなれば?と言われると、僕は別にそんな事は一ミリも思っていない。僕にとってはゲームなんてただ楽しければ良くて、わざわざ辛い事とか努力なんてしたくないのだ。

 

対戦ゲームは楽しいんだけど、相手が人間である以上スキルに差があるので、負ける時は負ける。でも負けたらムカついてストレスが溜まる。ワガママな性格。

でも楽しむためにゲームしてるのに、これじゃ何が目的か分からない。

そもそも僕はFPSはきっぱりやめたはずだった。

僕がFPSというジャンルのゲームに触れたのはCALL OF DUTY  MW2という作品がはじめてだった。

CODシリーズを知ってる人には「マラライコマンドーグレポンのやつ」とか言えば通じる。

たしか大学1年生の頃、SNSで知り合った人がPS3でこれをやっているというので買ってきて、はじめた。これまで対戦ゲームというとゲーセンでオフライン対戦くらいしかしたことがなかったので自宅でネット対戦が出来るというのがとても新鮮だった。

 

最初こそやられまくってたけど、そのうち慣れたらホイホイ敵が倒せるようになった。

平均キルレは確か1.5くらいあった。(1回やられるまでに何人倒せてるかの平均スコア。1を切っていると敵を倒せずにやられてる事が多い事から地雷扱いされることが多い)

今やったら絶対にこんなキルレは出せない。当時は今ほどFPS人口もいなかったし、強い人も少なかったと思う。

 

それから新作が出るたびに買って、ずっとやってた。だけど、さっきも書いたようにいつしか負けたらクソッ!!とムカつくようになっていた。

だから、ある時に全部CODシリーズをゲームショップに売って、きっぱりやめた。それなのに、また手を出してしまったのだ。

レインボーシックスシージに手を出した

まるで一度薬物をやめたのにまた手を出してしまった人みたいな言い方だが、ある時友達がこのゲームをやっているのを横で見ていて、つい興味を持ってしまった。

コールオブデューティーシリーズは自分の好きな武器を持って、好きなアビリティを装備して、各ルールに乗っ取って撃ち合いをするだけだったが、このレインボーシックスシージは攻めと守りが別れていて、攻め、守りで専用のキャラが個々に固有アビリティを持ってて・・

 

まぁいいや。

とにかく僕の知らない雰囲気のFPSだったので興味を持ってしまい、買って、はじめてしまった。

なぜか分からないけど、このゲームはそんなにストレスが溜まらなかった。各キャラの個性がかなり立っていて、役割があったからかも知れない。例えば画像のは攻めのキャラだけど、守りのキャラが作ったバリケードをハンマーで粉砕するとか、盾を持ってるキャラなら真っ先に突入してスタングレネードとか投げつつ味方の壁になるとか、キルを取れなくても楽しかったからかも知れない。

 

それでもやっぱり負けるとある程度ストレスを感じる時もあったので、「ダメだダメだ」と思ってがっつりハマってたのにゲームショップに売りに行ったのだ。

APEXは過去トップクラスにストレスが溜まる

昨今「基本無料」で出来るゲームがかなり増えた。APEXも基本無料。ツイッターでフォロワーが動画をあげているのを見て、無料ならやってみるか・・と思い、はじめてしまった。なぜ学習しないのか。

愚痴っぽくなってしまうが、APEXはこれまでやってきたどのFPSよりも圧倒的にストレスを感じる。

 

まずAPEXのルールをおさらい

知らない人のために少しだけ解説。APEXは、コールオブデューティーみたいに6人vs6人での撃ち合いとか、レインボーシックスシージみたいな攻めと守りで戦う、みたいなクラシックなFPSとは違う。昨今出てきて急激に流行ったバトロワ系のFPS。

APEXの場合、3人チームに別れて60人で試合開始。空中から任意の場所に落ちて、収縮していくマップを移動しながら戦って最後の1チームまで残ってたら勝ち。

こんな風に空中からダイブして試合開始になるゲームを見た事あると思う。

今から書くけど、ストレスが溜まる理由がこのルールに集約されていると思う。

1.丸腰でなぶり殺しにされるか、味方の援護すら出来ない。

空中からダイブして、地上に降り立った瞬間はみな丸腰だ。

そのため同じ場所に敵チームが降りてきた場合、敵を倒すために基本的にまず武器の奪い合いになる。このため、武器がすぐに拾えないとピンチになる。

 

僕はぶっちゃけ生きててかなり運が良い方だという自覚がある。運が悪かったら大惨事になってた、みたいな事が過去にたくさんある。

しかしAPEXに関しては本当についてなかった。まず、基本的に降りてすぐに武器が拾えない。そこそこ大きい建物1棟漁って回復アイテムしかないとか、箱何個あけてもピストルすらないとか、大抵そんな感じ。本当に何も拾えない事が多かった。やっと武器があったらスナイパーライフルとかネタ武器みたいなピストルとか、そんな事が多かった。

 

そうなると、近くに降りて武器を拾った敵から丸腰の状態で追われ、何か武器はないかと逃げながら走り回ってたらとっくに武器を拾った別の敵と鉢合わせて無抵抗の状態で撃たれまくって何もできずにノックダウンされてとどめまでキッチリさされたり、とっくに味方が敵と撃ち合ってるのに援護する事もできずひたすら武器を探し続けたりする。

APEXプレイヤーの人は「嘘つくな、そんな毎回拾えないわけないだろ」と思うかも知れないが、僕と一緒にプレイしてた人達がよく知ってて理解してくれている。

これくらい武器とアーマー拾える運が欲しい。

僕の運の無さが原因とは言え、仮にも対戦ゲームなのに「武器が無くて抵抗すらできずに倒されたり、何も出来ないままチームが壊滅して負ける。もしくは参戦する前に決着が着いてしまっている」というのはハッキリ言って非常にストレスだった。

 

結果的に味方が奮戦してくれて敵を倒してくれたり、蘇生してくれる事も多々あったけど、自分は何も出来てないし。

2.戦いに行けば運、戦いを避ければお使い

APEX以外のバトロワをそんなに知らないが、APEXの場合、ダイブ可能になった瞬間プレイヤーの大半が一斉に降りる事が多い。いわゆる初期落ち、もしくは初期降りってやつ。

バチバチ戦いをしたければ、そうやって初期落ちして着地した瞬間からガンガン撃ち合いをしないといけない。だが、そんな所に降りれば運が絡む。プロゲーマーでも運が絡むと言ってるくらい。で、僕は前述の通り運がない。だからそんな所に降りれば僕はだいたいやられる。

 

もちろん敵がいない場所に降りれば安全に武器も防具も拾える。ただそうやって敵チームが降りてない場所へ行くと、一斉に降りた大半の部隊が殺し合って壊滅していき、敵と出会えないまま時間だけ過ぎていく。

20部隊いるはずが、1戦もしないままいつの間にか残り5部隊とかになってたりする。あっちこっち走り回って装備だけ整えても何のためにやってるのか分からなくなる。身内ではお使いAPEXなんて言ってたが、いくら装備整えた所で戦ってないんだからこれはこれで何も面白くない。

 

で、やっと敵を見つけて撃ち合いになったとしてもここで負けてしまえば、10分とか15分とかひたすら走り回ってたった1回敵と撃ち合っただけでマッチが終わるから時間を浪費した感がすごい。勝てばいいけど、それでも走ってる時間ばかりだと面白いとは言えない。

それに「もう部隊数少ないし、敵全然いないな~」なんて走り回ってる時は油断してて味方同士が近くにいなかったりする。そんなタイミングではぐれた味方が(もちろん自分も含め)敵チームに突然一斉に撃たれてひとりノックダウンされようもんなら人数有利をとった敵チームが一斉に詰めてきて即壊滅。もう目も当てられない。頑張って集めた物資を敵チームに配るケアパケになって終わり。

3.チャンピオンにならない限り、負けは負け

結局、APEXに限らずバトロワの場合、最後の1部隊にならないと負けは負けなのだ。ただ別に、チャンピオンになれなきゃムカつくわけではない。

前述のお使いばかりして、最後に敵の隙をつくように汚い真似をしてチャンピオンになった所で別に嬉しくもない。逆に、そこそこ戦った結果いいスコアを残せてバッジを取れたりしたらチャンピオンになれずとも満たされる。

 

つまり「ちゃんと勝った!」と思えるような本当の勝利というのは、キルムーブ、つまりバチバチ戦って、勝ち抜いて、なおかつ最後にチャンピオンになった時だけしかない。

要するに、普通の対戦ゲームに比べてしっかり満たされる勝利の確率がかなり低い。だからこそそうなった時は嬉しいけど。

 

2チームに別れて戦うようなクラシックなFPSの場合、単純に勝率は50%だ。1度やられてもチャンスはいくらでもある。APEXに比べて1マッチの時間も短いし、嫌でも敵に会うし、いくらでも戦える。

戦って良いスコアを残して勝てれば、それで満たされる。それに、アホみたいに強い人がこっちのチームにいるだけで正直自分が多少ヘマしてても勝てたりする。APEXはそうはいかない。3人しかいないから自分はもちろん誰かがヘマしたら一瞬で壊滅したりする。

 

結局、プレイしていて満たされる瞬間が少なかったと感じる。

4.体力が多いから実はキルの爽快感が少ない

APEXはFPSとしてはかなり体力が多い。普通のFPSならスナイパーライフルでヘッドショットを決めれば問答無用で1撃でキルが決まる。なんならヘッドショットじゃなくても当たった場所によっては一撃だ。APEXの場合、なかなかそうはいかない。

無防備に立っている相手なんかを遠距離から攻撃すると体力が多いので倒し切れず、レベルの高いアーマーを着ている敵なんかには余裕で隠れられて回復される事なんかもある。

普通のFPSなら、無防備な敵を見つけたら隠れる隙も与えず倒せる。自分だって、無防備な所を取られたらもちろん逃げる前に瞬殺される。

 

それにもし倒せたとしても、APEXの場合キルにならない。まずノックダウン状態になる。ノックダウン状態だと味方に蘇生してもらう事が可能なので、そのまま放っておくと敵チームの味方が隙をついて蘇生したりする。無論、蘇生されると1キルにはならない。

なのでノックダウン状態の敵にとどめをさすか、部隊全員を倒して蘇生が不可能な状態になると「キル」になる。

もちろん自分の体力も多いので公平不公平の話ではないのだが、結構ダメージを与えてるのに、キルをとった!という実感が少ない。通常FPSならしっかり敵にダメージを与えてればその分キルが増えてキルストリークとか呼べてもっとキル稼げたりするから爽快なんだけど。

 

もちろんAPEXでも突撃しまくってアホみたいにキル稼げる人もいるけど、これは本当に一部の人のみ。

 

あと、この仕様のせいでノックダウンしたらその場の状況は完全に無視で、とにかく味方の援護とか周りの敵とかそっちのけでキルを取る事だけを最優先にして意地でも1キル取ろうとするプレイヤーや、自分がノックダウン寸前になったので交戦をやめて逃げだすと地の果てまで永久に追ってくるプレイヤーなんかもいて、これもなかなかストレスの原因だった。これは当然敵にやられても腹が立つけど、味方にいたりするともっと頭が痛い。

5.チーターとか、その他。

最後、これが決定打になってしまったんだけど、チーターが多い。

APEXは1日3時間くらいしかプレイしてないけど、しょっちゅう見た気がする。運営もかなり対策頑張ってるけど、プレイ人口が増えたからかな。チーターが多いと感じる。

あまりにも瞬殺されたのでその後その敵の画面見てたらリコイルが全然ないとか(アンチリコイル)、明らかにウォールハックされてるとか、チーターと戦えば割とすぐ分かる。

 

APEXをやめる最後の試合。アリーナと呼ばれる3vs3のモードで、明らかにウォールハックしてる敵と当たった。

こちらの3人がランダムに壁や塀から頭を出したりジャンプすると必ずスナイパーライフルの弾が正確に飛んでくる。なんなら勢い余って敵が壁越しに撃ってきたりする。最初はめちゃくちゃ上手いだけかと思ったが、その割には距離をつめて乱戦になると撃ち合いがあまりにも弱いので「これはウォールハックやってるわ」と3人全員でほぼ確信が持てた。

こっちもフルパでやってて、乱戦に持ち込みつついい所まで追い詰めた。でも負けてしまった。それで色々どうでもよくなってしまって、そのままAPEXをアンインストールした。

チーターに感謝するわけではないが、いいキッカケになったと思って今はなんかホッとしている。アンインストールしてから1週間以上経つが、して以来、今の所やりたいとは思わない。

 

プレイ人口が増えて、昔よりもプレイヤーのレベルも明らかに上がって強くなって、勝てる事が減ったし、いいタイミングだった。

あとがき。やはり対戦ゲーム自体、そもそも僕は向いていないからもうやらない。

そもそもゲームに向上心を持ってない時点で、向上心持ってやってる人も大勢いる対戦ゲームは僕には向いていないと改めて悟った。

いや、正しくは向上心持って強くなりたいと思う事は当然あるけど、その向上心がまったく続かない。うまい人の動画を見るとか、wikiを熟読して立ち回りとかを頭に叩き込むとかが出来ない。そんな時間があるなら、僕は自分でプレイして遊びたい。ゲームは出来ないけどスマホいじれる時間に見ようって気もまったく起きなかった。

 

だから有名ストリーマーのゲーム配信なんかも一度も見た事がない。僕にとっては人がゲームしているのをただ見ている瞬間は1ミリも面白くない。その時間があるなら僕は自分でプレイしたい。

でも僕の友人にもいるし、妻もアクションゲームなんかに関してはそうだが、ひとがゲームしているの見る方が、プレイするよりも好きな人間が世の中たくさんいる。だからこれだけストリーマーがいるんだろうし。そうやって見てる人の方が多分自然にスキルとか習得して、少ないプレイ時間でもいい動きするんだと思う。

 

別に強くならなくてもいい代わりに負けても笑ってられるならいいけど、「弱いくせに負けたらムカつく」っていう五歳児みたいなめちゃくちゃな性格な以上、「手を出さない」以外の方法はないのだ。

 

自分で考えて、好きなように遊んで、飽きたらやめる。ゲームとはそういう付き合い方、遊び方が僕にとっては一番。

RPGにしたって、昔からあまり攻略本やwiki見ながらプレイするタイプではない。見るとしても1度クリアしてからが多い。見ないとただ効率が悪いような所は見たりするけど(マップ探索とか)

 

そんなわけで、もうしばらくPvPのゲームは手を出さないと決めた。

2度とやらないじゃなくてしばらくやらない、とか言ってしまう辺り、やっぱり意志が弱いのかも知れない。

以上。

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