【動画あり】スノースクートというウィンタースポーツをやってきた。本当に初心者でもすぐできるのか?

秀吉です。先日、スノボをするためにかぐらスキー場に行ってきました。

電車で行ったので今回はブーツのみ持参して板はレンタルにすることに。

 

ところが道中でふと思い出したのがこれ。

SNOW SCOOT

これはスノースクートという乗り物。やってる人は滅多に見ませんが、毎年スキー場に行く人なら一度くらい見かけた事もあるんじゃないでしょうか。

これ、何年か前にリフトの上でこれで滑っている人を見かけてからずっと気になってたんですよね。最近全然乗ってないけど一応バイク乗りなので気になる形してますし、いつか乗ってみたいと思っていました。

 

で、今回板持ってきてないし、一緒に行った人に初めてスキーをやるって人もいてペース的にはゆっくりだと思ったのでいい機会だと思ってレンタルしてやってきました。

 

まずは動画。

とりあえず滑ってる所をGoProで撮ってもらったので編集して短い動画にしました。50秒程度の動画なので良かったら見てみてください。

 

乗り方と滑り方と止まり方だけサクッと解説

僕自身まだ初心者で詳しい滑り方は説明できないし長くなるので、とりあえず乗り方と滑り方と止まり方だけサッと紹介!

雪まみれで分かりにくいけど、ハンドルから後ろの板に伸びているパイプを跨ぐようにして乗ります。

で、足は後ろの板の前の方についている黒いわっかに差し込むだけ。なので足は半固定って感じ。写真だとわかりにくいけどわっかはベルクロ(マジックテープ)式になっているのでブーツや足の大きさによって調節可能!

あとはハンドルを持ってリア加重で乗ります。

 

ブレーキはついていないのでスノボみたいにエッジを雪面に立てて減速します。

 

曲がる時は低速の時はハンドルを切るとスーッとそっちに曲がっていくので簡単です。スピードが出ている時にハンドルを切ると暴れてコケるのでスピードが乗ったら左右に荷重しながらターンします。

低速の時はハンドルを切って、スピードが出ている時には車体を傾けて曲がるのはバイクや自転車と同じです。急にハンドルを切るとコケるのもバイクや自転車と同じ。

スピードが乗ると二輪車って車体自体を傾けて曲がりますよね!こんな感じ。

実際スノースクートを開発した人が自転車を改造して作ったのが発祥なので原理は一緒ってわけです。

初心者でもすぐ滑れるようになるって言うけど実際どうだったのか

スノースクートについて調べると必ずと言っていいほど

「初心者でも安心!スキーやスノボに比べるとすぐに滑れるようになる!」

って書かれてます。もはやwikiにすら初心者でもすぐ出来るって書いてあるのできっと僕でもすぐ出来るだろうと思ってたんですが、実際は半信半疑のまま始めました。

 

実際その通りでした。数時間くらいやってたらぎこちないけどターンが出来るようになってきて、半日経つ頃にはある程度スピードも出して思うように動かせるようになりました。

ただこれ、スノースクートが簡単っていうより、自転車やバイクに原理が似ているから取っつきやすいんだろうなと思います。

バイクはともかく自転車ってだいたいの人は乗った事があると思うので、坂を降りるってのに慣れてしまえば後は感覚で出来るんじゃないのかなーって感じ。

僕の場合バイクも乗れるし、特に後ろの板(タイヤ)を滑らせて減速させるという動作はオフロードバイクではよくある手段なのでよりとっつきやすかったのかも。しかもその時の体勢もほぼ一緒だったし。

 

ブレーキのかけ方自体ははスノボに似ているかなと思いました。

 

なので、簡単だとは言ってもスキーもスノボもやったことなくて、自転車もバイクも乗れない人だと普通に苦労するんじゃないのかなと思います。

 

靴ってどうしたらいいの?

スノボにもスキーにも専用の靴があるのでどうするんだろうと思っていたんですがレンタルする時に聞いたら「特に専用のブーツとかはないのでスノボのブーツでも大丈夫ですよ」と言われたのでスノボブーツでやってきました。

帰ってきてから自分でも調べてみましたがスノースクート用ブーツってのはやっぱり存在しなくて、あったとしてもスノースクートにオススメでスノボにも使えるよ!みたいな感じ。

 

やってみた感じ、スノボブーツが無難かなと思いました。スノボブーツ以外では試してませんが適度に足を固定してくれるし、とても乗りやすかったです。

スキーブーツとかみたいなハードブーツは足首が全然動かないので推奨されないようです。というか足首が固定されてると滑れなさそう。

 

スノボブーツなら防水性も防寒性も問題ないし、ぶつけた時に防具としても機能してくれます。

ただ、スノボブーツってつま先まで分厚いので足がベルトに差し込みにくいなとは感じました。

 

それが嫌で普通のこういうスノーブーツで楽しんでる方もいるようです。

 

スノーブーツでやるとしてもある程度の固さは欲しいですね。あまり柔らかいと足捻ったりしそうなので。

 

難しかったことや苦労した事は?

とりあえず最初は慣れない乗り物だったので怖かったですね。理由はブレーキがない(かけ方が分からない)から。

止まりたいと思ったときに止まれないと怖くて滑れたもんじゃ無いし危険です。

って事で最初は緩やかな斜面でちゃんとブレーキがかけられるように練習しました。

やり方はさっき書いた通りで、頭ではわかってるんだけどなかなかすぐには出来ませんでした。はじめて2時間くらいはコケて止まってましたね笑

 

あとはターンが出来るようになってからは急斜面にも行きましたが、怖かったです。スノボなら怖くないのに・・って斜面でも乗ってるものが変わると怖い!オフロードバイク乗ってる時も怖いのは上りより下りでした。

バイクなら各ブレーキを使いながらゆっくり降りれるけど、スノースクートにはブレーキがないのでゆっくりターンしながら降りるしかないです。

そのターンとターンの間、直滑降になる一瞬の間に急斜面の雪面だと猛加速してしまい、結果制御不能になってターンどころじゃなくなり大転倒みたいなパターンが多くて心が折れて急斜面を下るのは諦めました。

結局、最後はずっと横向きになってブレーキかけつつビビりながら降りていきました笑

とは言えスノースクートは急斜面やパウダーも滑れるポテンシャルがあるらしいので要練習かな!

 

こんな所にもメリットが!スノースクートならではの良いと思った事

スノースクート、ただ滑るのも楽しかったのですがスノースクートならではの「メリット」があったのでそれを紹介します。

平坦な所でキックボードみたいに進めるからとても楽。

記事冒頭で載せた動画の最初でもやってますが、平坦な所でもキックボードみたいに進む事が出来ます。スキー場の連絡路などでよくある平坦な所で失速したり転倒してしまうとスキーもスノボも苦労しますが、スノースクートではもしそうなってもキックボードみたいに片足で雪面を蹴ればスーッと進んでくれるのでとても楽でした。

 

脱着が素早いというメリット

足は前述したわっかにスポンと差し込むだけの半固定式なので脱着がマジで素早い!例えばトイレとか売店とかまで行く時に歩くよりも今書いたようにキックボードみたいにこれに乗って行った方が楽だし早いのでほんとに自転車みたいに使ってました。

 

あと、スキー同様リフトの乗り降りがすごいスムーズ。

スノボってリフトに乗る前にいちいちビンディング外して降りた後にいちいちつけないといけないじゃないですか。ずっとスノボやってますがこの作業ほんと嫌いなんですよね・・。

その点、スノースクートは足は半固定なのでリフト乗り場でもキックボードみたいに蹴って進めばいいし、降りるときもサッと足を突っ込んで勢いつけて進んでいけばOK。

 

誰かにスノボを教える時に自分がこれに乗るのもいいと思った

僕以外にスノースクートをやっている人を2日間でたった2人だけ見かけたのですが、そのうちの1人がスノースクートに乗って彼女か友達にスノボを教えていました。

あれはアリだなと思いましたね。その発想はなかったというか。

別にスノボを教えるのに自分がスノボに乗っていなくてもいいんですよね。

 

見本を見せる分には自分が同じものをやっている方がいいかもしれませんが、最悪「あの人見てみ!」とか言えばいいかなって・・

僕が今後誰かにスノボを教える事があってもスノースクートに乗っかって教えると思います。

何でかって言うと、僕自身誇れるほどスノボが上手いわけではありませんが、僕も一度初心者にスノボを教えた事があるんです。

その時、自分が両足を固定しているので教えるのがめちゃくちゃ大変だったんですよね。コケた時に助けにいったり、実際に相手の体をつかんで手取り足取り教える時にいちいちビンディング外さなくちゃいけなくて。

スノースクートだったらパッと降りれるので良さそうだなと。

それに、スノボはスーッと滑るのは楽ちんですがゆっくり滑ったりずっとブレーキかけて踏ん張ったりしてるとどうにも疲れるんですよね・・。

 

スキーだったら停止してても比較的体の自由が利くので心配ないかも。でも僕はスキーはほとんど出来ないので・・。

・・なんかスノボの悪口ばっかり書いてるけど、スノボも好きですからね!

 

気をつけた方が良い事!

やって見て気をつけなきゃいけない事もいくつか分かったので書いておきます。

リーシュコードは必ずつける事!

まずはこれ。スキーやスノボと違ってスノースクートは身体に固定せずに滑るので転倒した場合に車体が体から離れると自走してしまう可能性があり危険です。

スノボでもリーシュコードは推奨されていますが実際は足が固定されているのでそうそう外れる事はないですし、レンタルでもなきゃしている人は滅多にいません。でもスノースクートは一切固定していないので転倒して手を離した時点で吹っ飛んでいきます。

その他リフトに乗る時もハンドルをふとももの上に乗せて手で持ってるだけなので仮に手を離したりすると普通にそのまま落下します。

 

スノースクートに関してはリーシュコードは必ずつけましょう。

 

膝や肘にプロテクターをすることを推奨。

これは体験談からなんですが、結論から言うと僕は帰る前のラスト1回を全力で滑ってて転倒した際右膝をハンドルに強打して2週間以上たった今もまだ痛いです。

今はさすがに普通に歩けるレベルまで回復しましたがまだ若干痛いし、3日くらいはまともに歩けなくて足引きずってました。

 

スノボやスキーでは転倒した際に自分の板にぶつかる事はあんまりないと思いますが、スノースクートはパイプだらけであちこち出っ張っているし、固定されていない分転倒した時に車体が暴れるので車体に体をぶつけやすいです。

 

間接とかに当たるとめちゃくちゃ痛いので、ダサくてもなんでもいいので次回やる時は肘と膝にプロテクターしとこうと思いました。服の下につけれるソフトタイプのこんなやつで十分だと思います。

 

ヘルメットもオープンフェイスは危ない気がする。

それから、僕はスノボをやってた時に転倒時に頭を強打して軽い脳震盪を起こした事があります。めまいがしてしばらく起き上がれなかったし、汚い話ですいませんが気を抜いた瞬間あれが漏れそうになったんですよ。

その時、たまたまゴープロをつけたヘルメットを借りて被ってたんですが、それでもそのレベル。

 

それ以来怖くてスキー場で何かやる時は必ずヘルメットを被ってるんですが、これもオープンタイプだとちょっと危ないかなと思いました。

ってのも、今回は運良く顔にはぶつけませんでしたが、変なコケ方をするとハンドルに顔とかをぶつける可能性があるんですよね。膝にぶつけて2週間以上も痛みが残るような衝撃を顔面に受けたらどう考えても危ない。歯に当たったら最悪折れる。鼻なら曲がる。目とか一番危ないから何があっても絶対裸眼はダメだ。

 

スノースクートについて調べてるとこういうオフロードバイク用のヘルメットを被って滑っている写真が公式のものも含めてたくさん出てきますが、こういうフルフェイスヘルメットの方が実際安全なんだろうな。

僕です。

今度は本気でこれを被ってやろうかなと思いました。

オフロードヘルメットもバイクが暴れた時にアゴとかを強打しないようにヘルメットのアゴの部分が飛び出しているし、口元が開いているので息が上がっても呼吸もしやすい。

スノースクートの時に被っても色々と理に適っている気がします。

 

滑れないスキー場もあるので注意しよう。

スキーかスノボに行くときに気にすることはないと思うけど、スキー場というのはなんでも滑っていいわけじゃなくて一応滑ってもいいものが決まっています。ほとんどないですがスノボ禁止のスキー場もあるくらいです。

スノースクートも日本のほとんどのスキー場で滑れるようになってはいるようですが、スクショに貼ったように昨シーズンは平気でも今シーズンから禁止になる可能性もあります。

 

まあスキー場にレンタルがある場合はそこは滑れるって事で間違いないと思いますが、自前のを持っていく場合は注意が必要。

それに、こういう風に事故があったりすると前行ったときはスキー場にレンタルがあったとしてもそこも禁止になる可能性もあります。

 

スノースクートをやりに行く場合は必ず諸々の下調べを。

レンタルがある所は少ない。

ちなみに、レンタルしてやってみよう!とは思ったものの「あんな珍しいものレンタルにあるんだろうか・・」と思いながら電話で聞いてみたらちょうどかぐらスキー場でスノースクートのレンタルをやっている事が判明。

たまたまこれから行こうとしているかぐらスキー場にあったので万歳でしたが、こんなものを貸しているスキー場はとても少ないのでスキーやスノボをレンタルする感覚で下調べせずに行くのはやめましょう。

それにレンタルしてたとしても台数も少ない所が多いと思うので、仮に全部出てしまった場合は諦める覚悟も必要。

 

かぐらスキー場みたいな大きいとこでも、聞いてみたらレンタルの数はたった2台だけ。

僕が行ったときレンタルの行列がピークでなんと1時間以上も並ぶハメになったんですが、あまりの行列にこの2台が出ていかないかずっとソワソワしてましたが結果誰も借りませんでした。

ちなみにレンタル料金はスキーやスノボと同じでした。

 

スノースクートによく似ているスノーモトってのもあるぞ

スノースクートによく似たスノーモトというのもあります。それがこちら。

SNOW MOTO

違いとして、

・サドルがある
・前後の板の長さが違う
・スノースクートはフランス生まれなのに対してスノーモトはアメリカ生まれ

とかその他も色々細かい違いもありますが、乗り方は大して変わらないようです。ちなみにサドルに座って乗るわけではなくてあくまでも立ち乗りが基本。サドルはトリックの時とかに使うみたいです。

ちなみにスノースクートですらだいぶ珍しいですが、このスノーモトはさらに珍しいようです。通販サイトとかで調べてみても”スノーモト”と検索してもスノースクートが大量にヒットする有様。

機会があればこっちも乗ってみたい。

 

まとめ!次か来シーズンも絶対やりたい!

って事ではじめて体験してみたスノースクートですが、なんというか新感覚でとりあえずめちゃくちゃ楽しかったです。

めちゃくちゃ周りから見られたり話しかけられたりするので目立ちたがり屋にもオススメ。

 

2日間借りたんですがすぐにある程度滑れるようにはなったのでそこそこ満足はしたんですが、もっとやってみたい。

今シーズンまだ行くならまたスノボじゃなくてスノースクートやりたいし、次は来シーズンだったとしてもまたやりたい・・。

 

レンタルは台数も少ないし毎回レンタルの列に並ぶのも嫌だしハマったら買うのも検討したい・・けど、これお高いんですよね・・。まあパーツも多いし作るのに手間や時間もかかりそうなので仕方ないよね。

これならスノボのハイエンドモデルの板とビンディングが買えるぞ・・。ちなみに僕は次スノボの板を買うならヨネックスの板が欲しいなと思っています。
それではまた!

最新情報をチェックしよう!